■地域専門の会社

　地域専門であれば、地域に特化した分だけ地域の特徴を深く把握しています。

　地域における「売れる価格帯」なども熟知しているので、地域の実情に即した売却戦略を期待することができます。

　街にも詳しいため、購入希望者に地域の魅力を紹介することも可能です。

 　また地域に根ざした会社はその地域での評判が命です。

　いい加減な仕事をして評判を落としてしまうようなことはしません。

　当然「地域の専門であり他社には負けない」という自負もあることでしょう。

　更に、地域の不動産会社の営業担当者であれば転勤がありません。

　物件を売った後でも、何かあればいつでも相談することができます。

 　一方で全国展開している会社の場合は、営業担当者が転勤し後任に引継ぎができない可能性が高くなるのです。

　後任者に一から説明しないとわからない…そういうケースもあり得ます。

■お客様満足が第一という会社

　後悔せずに安心感をもって売却を終えるために必要なものは何でしょうか？　

　それは不動産会社の親身な対応であり、「お客様に満足していただけることが何より大事」という会社の姿勢です。

 　売主様にとっての満足は、納得して売却できたかどうかにかかっています。

　「やっぱり売らなければよかった」という後悔は、何らかの疑問が解決されず残っていることや、価格に納得していなかったことから発生します。

　これらの売却に関する不満を解消するためには、不動産会社が売主様の疑問に対して懇切丁寧に答え、納得していただくことが求められます。

「物件を売却できたらそれでよい」といった売上至上主義の会社では、「お客様の満足」を得るための活動が十分に行われるとは限りません。

 　なぜなら目的が「仲介料を得ること」であり、決して「お客様に喜んでもらおう」というものではないからです。